島原市・観光

【精霊流し】って何?長崎のおすすめ行事【長崎・島原】

みなさん精霊流し(しょうろうながし)をご存じでしょうか。

長崎県で行われている行事ですが、

さだまさしの曲でも精霊流しってのがあります。

実際の精霊流しは曲のイメージとは違い、結構激しかったりします。

今回は、島原市の精霊流しについて語ります。

精霊流しとは?

島原精霊流し

うさちゃん
そもそも精霊流しって何なの?
簡単にいうと死者の魂を弔う行事だ
おじさん

島原市の精霊流しは300年以上の歴史があるといわれています。

毎年8月15日のお盆に行われる行事で、長崎を中心として行われています。

佐賀や熊本の一部の地域でも同じような風習があるそうです。

一体どんな事をするのでしょう。

簡単に説明しますと、

精霊船を担ぎながら爆竹をばんばん鳴らして船は最後海流す

という事をやります。

精霊船とは上の写真のような船をいいます。

精霊船は大きく2つに分けらて

個人船自治体の船かです。

以前は、個人船は限られた一部の富裕層しか出せなかったそうですが、現在は安いものですと1万円台で精霊船を作ることもできるようになっています。

精霊流しの雰囲気

精霊流しの雰囲気のイメージとして、行った事ない人はこれを思い浮かべるんではないでしょうか。

 

さだまさし氏です。

この曲を聞いたことがある方はわかると思いますが、すごくしんみりとしています。

では、実際の精霊流しはどうでしょうか。

はい、こんな感じです。

爆竹ががんがんなっています。

たまに耳元まで爆竹がはじけてくる事もあり、洋服に穴が開くこともあります。

銃弾のない戦場のイメージです。

幸い、叫び声などは聞こえませんが、

さだまさし氏のイメージで精霊流しを見に行くと火傷しますのでくれぐれも注意してください。

いぬお
さだまさし氏の精霊流しは良い歌だわん

そしてこんな掛け声をみんなしています。

「ナマイドー ナマイドー」

たぶん地元の人以外が聞くと、相当違和感があると思います。

これは、南無阿弥陀仏が訛ってこのような言葉になったとか。

もし、見学に来た際は一緒に「ナマイドー」と言っておけば大丈夫です。言わなくても大丈夫ですw

見所

個人的な見どころとしては、

この行事は故人を弔うような意味があります。

精霊船には亡くなった方の家族や周りの自治体の方などの思いが詰まっています。

亡くなった方のお孫さんが一生懸命、船を引っ張っていたり。

めちゃくちゃでかい精霊船だったり。

装飾品がすごく、龍の頭から火がでたり。

それぞれに個性があります

精霊船をみながら、それぞれの背景を想像するのもおもしろいです。

気になる方はぜひ、精霊流しを見に行ってください。

※2020年度8月の精霊流しの開催は、新型コロナウイルスの為中止となっています。

まとめ

精霊流しについて少しは興味が出たのではないでしょうか。

僕個人は、精霊流しを見る方より担ぐときの方がテンションがあがります。

お盆になるとすごくわくわくします。

お盆に長崎に来る機会があれば、精霊流しを見てみてはいかがでしょうか。

以上、manabu-fitnessでした。

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性別:男  職業:看護師 趣味:筋トレ・読書・バスケ

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